嶋艮

WendyBell

悦楽の胤

主人公の『村沢伊月』は、元々ごく普通の明るい子だった。しかし肉親を交通事故で一気に失うという不幸に見舞われ、すっかり心を閉ざしてしまった。親類で相談した結果、年老いた祖父母が引き取ることになったが、あまり迷惑を掛けるわけにもと全寮制の女子校に転入する。心を閉ざし人との関わりを避ける転校生の伊月は、当然居場所の様なものは無く、放課後の長い時間を持て余していた。そんなある日、学内が不案内な彼女は普段あまり人が入ることも無い旧校舎へ迷い込んでしまう。そしてそこで謎の触手生物に襲われ胎内に何かを植え付けられると言う体験をし、あまりの恐怖に意識を失う。その後旧校舎の近くで目を覚ましたが、身体には特になんの変化も無く、実際に起きたことなのか解らなくなる。だが彼女の体の中では確実に触手生物が育ち始めていた。その寄生生物は人間の若い女性だけが分泌するある栄養素を得て成長する。そしてその栄養素特に女性が興奮状態の時に多く分泌される。成長に従って栄養素を求めて宿主の体を内側から陵●し興奮させる触手生物。伊月が気がついた時、既に生物は、彼女に快楽を教えるまでに成長していた。人との関わりを避ける彼女は誰にも相談出来ずただ隠し堪えるだけの日々を送るが、その体内で着実に成長していた。そして、夜中、授業中など時と場合を選ぶ事なく活動するそれは精神まで浸食していく。 もっとみる
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続・悦楽の胤

前作『悦楽の胤』で体内に寄生した触手生物に悩まされる伊月。しかし彼女はその生物と精神の一部を共有しながらも、生物駆除の為に現れた退魔師「神荘 瑠依」との戦いを制した。季節が巡り、伊月にあの忌まわしい事件を思い返させる初夏。伊月は、とある名門女子校で発生している失踪事件が発生しているとの情報を瑠依から知らされる。自らの受難の真相を求める為、学生に成り済ました伊月は、同じく教師に成り済ました瑠依とともにこの学園への潜入捜査を開始する中、伊月同様に体内に特殊な能力を放つ触手生物を宿した敵との遭遇。お互いの能力を無効化する為に繰り広げられる触手による陵●のバトル…勝ち負けも忘れ触手と粘液、そして快楽に濡れる女たち。そんな闘いを征して伊月は失踪事件の核心と触手生物についての真実を得る事が出来るのか…… もっとみる