しんたろー

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かみぱに!

きっと、それは忘れられない日々――主人公、香原智之(かはら ともゆき)は、祖母が両親と同居を決定したことをきっかけに、入れ替わるように祖母宅に一人暮らしを始める。東京の喧騒を離れ、まるで時間の流れが止まったかのような天水(あまみ)町へと向かう。長い休みのたびに遊びに来ていた、懐かしい場所での自由で気ままな一人暮らし。隣に住んでいる同い年の幼なじみ、片瀬恵(かたせ めぐみ)や、昔、意気投合して以来連絡を取りあっていた生徒会長、九条天音(くじょう あまね)との再会。地元の神社の一人娘であり、ちょっとあこがれている学園の先輩、霧島乃々香(きりしま ののか)を含め、ゆったりと流れていく穏やかで楽しい毎日。最近生意気な妹の瑞希(みずき)がやってきて多少騒がしくなりはしたものの、両親がいない気楽な生活は楽しいものだった。けれど、そんな生活も長くは続かなかった。ふってわいたような突然の出会い。神様を名のる女の子が唐突に押しかけてくる。女の子は天泉森雨古依命(あまいずみもりあめこよりのみこと)という神様をなのり、智之に何やかやと難癖をつけ家に祀れと言ってくる。そして家のなかでは神様とは思えないほどわがまま気ままにふるまう。ごく普通に、あたり前にこの生活が続いていくと疑いもしなかった智之に訪れた大きな変化。新たな出会いと、気の置けない仲間との、慌ただしくも楽しい毎日。振り返れば、思い出の中にいつもあった懐かしい町で、新しい何かが始まる―― もっとみる 特集: クロシェット特集
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あまつみそらに!【萌えゲーアワード2010 エロス系作品賞金賞 受賞】

瀬戸の海に浮かぶ美空島。豊かな自然と、ゆったりと流れる時間の中で育った少年少女たちは、もうすぐ、恋を知ることになる。主人公、観崎高久(かんざき・たかひさ)は、神様と暮らしていた。小さな頃から、神様はあたり前のようにそばにいて、家族として育ってきた。神様の名は一ツ橋神奈(ひとつばし・かんな)。間違いなく神としての力を持っているのに、それを活かすことを拒み、人として生きる道を選ぼうとしている神奈。主人公はそれを肯定も否定もしていない。観崎家にはもう一人、妹の美唯(みゆ)がいる。彼らにとって、この三人が紛れもない家族だった。そんな中、美唯はアイドルとしての仕事が軌道に乗りはじめ、家族にも徐々に変化が訪れようとしていた。幼なじみで民宿の娘である帷千紗(とばり・ちさ)は、昔のように隔てのないつきあいではないものの、親のいない観崎家をなにかと気にかけている。美唯の親友でテニス部の清澄芹夏(きよすみ・せりか)は学園でも家でも主人公のところに押しかけてきてなにかと騒ぎを起こしてしまうお祭り人間。芹夏は神奈に憧れていて、一緒にいる高久をライバル視していたり。神奈と芹夏がとんでもない騒ぎを起こして、美唯と高久がそれをどうにか収めるというのがこの四人のお決まりパターン。高久の親友、根津満広(ねづ・みつひろ)はそれをにこやかに見つめていたり。いつものそんな日々を過ごしていた初夏のある日、芹夏がひとつのニュースを持ってきた。「先輩先輩! 島の外から巫女さんが来るんだって!」そんな一言から神社の移転行事(遷座祭)を見物することに。主人公はそこで、不思議な雰囲気を持った巫女、葉月深景(はづき・みかげ)と言葉を交わす。出会いは連鎖的に少女たちの心を動かして、秘めていた気持ちを揺さぶっていく。本当の自分を知ってほしい、見つけてほしい――その切なる願いを主人公はどう抱きとめていくのか。はじまるのは、巡る想いの物語。 もっとみる 特集: クロシェット特集
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ボーイミーツガール

幼馴染の「陽菜」といつも仲良く遊んでいた主人公、「雄太」の二人はある日、蔵の奥から見たことのない文字で書かれた古びた本を見つけた。二人は「魔法の本」と名付けて宝物にし、いつも持ち歩いていた。そんなある日、裏山で一緒に木登りをして遊んでいたら陽菜が足を滑らせて木から落ち、怪我をしてしまった。慌てて駆け寄ると膝から血が出て痛がっていた。雄太が慌てていると突然「魔法の本」が輝き出し、雄太は謎の言葉が脳裏に浮かび、つぶやいた。すると、雄太の指先が光り、陽菜の傷がみるみる治っていった。二人はそれが魔法だと思い、大はしゃぎ。そして他にも魔法が使えないか試してみるが魔法はその一度きりで不思議な事は何も起きなかった。それから数ヶ月が過ぎ、雄太は両親から突然引越しする事を聞く。その事を陽菜に告げようとするもなかなか言い出せなかった…。数日後、引越しの日がやって来た。結局「サヨナラ」の挨拶も言えずじまいの雄太。トラックに乗り込み、走り出した瞬間、陽菜の声が聞こえた!「まって、雄太ちゃん!」雄太は窓を開け、追いかけて来る陽菜を見ると、持っていた魔法の本を陽菜に向けて投げ渡した。「必ず帰って来るよ、それまでその本を大切にしておいて!」トラックと陽菜の距離は次第に開き、見えなくなってしまった──。そして歳月は流れ「陽菜」の事も「魔法の本」の事もたまにしか思い出さなくなったある日、両親が海外赴任になった事を聞く。日本に残りたかった雄太は従姉妹の千鶴の家に厄介になることになった。その千鶴の住む家は、主人公の生まれ育った街にある。幼い日を過ごした懐かしの街へ戻って来た雄太の生活が始まるのだった…。 もっとみる
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プリズム◇リコレクション!【萌えゲーアワード2013 準大賞 受賞】

時は西暦2040年、かつて創作物の中で描かれた未来ほど劇的な変化はないが、世界は順当に科学技術を発達させていた。旧世紀の日本の姿をいまだ周辺に残しつつ、都市中心部は新時代を迎えつつある――そんな地方都市《図南》が舞台となる。ひとり暮らしをする昌信のもとに届いた一通のメール。送信者は数年離れて暮らしていた母で、瀬戸内海の地方都市・図南市に引っ越しをするよう指示するものだった。九条ヶ丘学園への転入をすませた昌信は、友人関係を築いていく中で、《連城紗耶香》が部長を務める《☆☆☆部》(ほしみっつぶ)へ加わる。☆☆☆部は観光案内サークルである。そんな特殊な活動内容だが、正式な学園の部活として認められており、学内学外における認知度・貢献度ともに高いという。だが、九条和泉、《初咲雛乃》といった構成部員の内実を知るにつけ、昌信の☆☆☆部の印象は『変人集団』として確立していく。そんな経緯もあり、昌信から心のオアシスとして認知されたクラスメイトの《アイナ・アシュウィン》も、妹のこのかも、変人集団☆☆☆部の仲間に加わっていく。昌信もまた人のことは言えない『変人の片鱗』を磨きだされていってしまう。 もっとみる 特集: クロシェット特集
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はるるみなもに!【萌えゲーアワード2017 エロス系作品賞PINK 受賞】

わたし、貴方みたいな人に祀られたいですっ!!背後に豊かな山地を控えた海沿いの街 玉津江町は、再開発で近代化が進む海側と、神社を中心に昔ながらの村風景が残る山側が混在する地方都市。双方の地域ではそれぞれ海の神と山の神を祀った神社があるのだが、山側には住人が誇りとする【現人神の少女】が存在する一方で、海側は現在祭神が不在という状況だった。これはよくないと新たに神様を迎えることになったのだが、やって来たのはこちらも少女の姿をした現人神……。しかも、鎮守の役目を果たせないほどのへっぽこ神様だった!現山の神の兄で宮司の息子でもある山神立貴は、クラスメイトになった新米へっぽこ神様から協力を求められ、彼女の神様修行を応援していくことに。そんな中、町には海神以外にも様々な神様が集まって来るようになり、その誰しもが立貴のことを気に入ってしまって……? もっとみる 特集: 『歩サラ』さん出演作品・大特集! 特集: クロシェット特集