キャラクターがいい

≪魔女っ娘☆ばとるろいやる開幕！！≫季節は春。温暖な気候に囲まれた、どこか懐かしさを感じさせる、坂の多い尾道のような町がこの物語の舞台。主人公のライカは姫守学園に通う、ごく普通の少年。幼馴染みのイブキが毎朝起こしに来てくれて、住み込みで同級生忍者メイドさんの百合が身の回りの世話をしてくれる。そんな普通の学園生。彼の悩みは、学園の理事長でもある父親・凍仁が「魔女っ娘」だという事。「息子よ、学園の平和はこの私が守るのだ。正義の魔女っ娘として。なぜならば理事長だから！」そんな凍仁に頭を悩ませながらも、女の子たちとの青春を謳歌しようと学園生活を送るライカ。しかし、やっぱり巻き込まれてしまうのだった。春雷とどろく夜、その事件は起こった。見慣れた魔女っ娘姿の凍仁と、見知らぬ魔女っ娘（おっさん）の戦う現場にライカは遭遇してしまう。しかも常識ではありえないことに、二人は「魔法」を使って戦っていたのだ！学園に眠る、膨大な力を秘めた魔晶石（マナプリズム）と、それを奪おうとする謎の組織。その組織から学園を守るために、凍仁は魔女っ娘となって闘っていたのだ！戦いに巻き込まれたライカを庇い、重傷を負う凍仁。「このマージプリズムを使えば変身できる。私に代わって学園を守ってくれ……」「いやだよ！そんな変態みたいな格好！」日頃からの悩みの種だった父親の変態女装癖。いきなりそれを引き継げと言われても確かに断る。しかし今、目の前にいるのは変態ではなかった。ライカを、そして学園を守るために戦う一人の魔女っ娘だった。仮に変態だとしても変態という名の戦士だ！「……わかったよ。俺は魔女っ娘になる！」「プリプリズムズム、プリリズム。マジマジカルカル、マリリカル。フレア・プリズム・コンタクト！ブート・マージカル！魔女っ娘にな〜れっ☆」父の思いを受けて、いやいやながらも【魔女っ娘クリムゾンレッド】に変身するライカ！常人ならざる魔法の力を手にしたライカは、なんとか謎の魔女っ娘を退けることに成功する。だがしかし、魔女っ娘に変身できるマージプリズムはこの世界に7つ存在するという。次々とライカの前へ現れる新しい魔女っ娘たち。はたしてどの娘が味方で、どの娘が敵なのか！？千年ぶりに地球へ大接近する「マージ彗星」が輝く空の下で、今、未曾有の「魔女っ娘☆ばとるろいやる」が開始されたのだ！ライカは学園を守りきれるのか！？女の子たちとの平穏な学園生活は謳歌できるのか！？そしてバレたら身の破滅な、恥ずかしい女装魔女っ娘姿の秘密も守れるのか！？こうして仲間の魔女っ娘たちと共に学園を守るために戦う、華やかでドキドキワクワク、そしてちょっぴりトホホな冒険活劇が幕を開けるのであった。 もっとみる

ギリギリの点数で編入試験に合格し、故郷の鎌鞍学園にて学生生活最後の夏を始めた須藤衛。転校初日から、幼馴染である有栖川巴梨や桃谷賢たちはおろか初対面の人々にまで幅広くその性格を利用され、様々な面倒事を背負うことに。極め付けは、夜の体育祭実行委員就任。母親を楽させるための大事な受験を控えた3年の夏なのに昔からの顔なじみでもあった小野寺先生の綺麗な困り顔に負け、難役をあっさりと引き受けてしまった。幼馴染からの非難ごうごうには「俺に任せな」と、崇拝しているHEROの決め台詞を真似事。とはいえ、自らに向けた親指は大きく震えている。過去、HEROが実現し、街中に苦い思い出を残した「夜の体育祭」「体育祭は昼です。夜の体育祭は、たった1度きり。黒歴史との事です」放送部の看板娘で同じ実行委員の志水亜子ですら、敵か味方かあやふやだ。「兄は兄、私は私です」そんな中、幼なじみの妹である桃谷千春だけが、積極的な賛同をしてくれる。幼い頃は泣いてばかりいた彼女を思うと、その頼もしさにただただ頭が下がる。目線だけは高くなり、景色も、周りも、季節が巡る毎に変化していった。ただ、あの夏に見た光景だけは、きっと変わらない。「この街には、HEROがいる」 もっとみる 特集： 『月野きいろ』さん出演作品特集