伝奇

F&C

朝の来ない夜に抱かれて- ETERNAL NIGHT-

舞台は古い日本の町並みを残した地方都市。主人公「八雲辰人」と、幼なじみ「草馬美空」は、ながく歯がゆい関係を続けてきた。しかし、卒業を間近に控え、2人の関係はより親密なモノになっていく。13年前、出会った日から、それが運命だったように。そして、もう1つ運命もまた…。異界の門より現れた化け物から美空を庇い、命を落とした辰人は、邪神との契約により復活をとげる。契約した邪神「無貌の神」の望みは自分を封印する4つの門と、門に召喚された化け物達の破壊と抹殺だった。そして今、暗い夜の中で闘いが始まる。自然や人の心の闇に生まれた「伝説」「寓話」「昔話」をテーマに物語が展開し、別の恐怖と混じり合いながらひとつの大きな物語を紡いでいく。 もっとみる
Anim

処女狩〜オトメガリ

世界にはヴァンパイアが存在している。その超人的能力で表の世界に大きな影響を与え、裏の世界ではヴァンパイア一族の繁栄を誓っているのだ。ヴァンパイアたちは各地域ごとに、王が統治するコミュニティを形成しているが、日本のヴァンパイア社会ではその営みが崩れつつあった。圧倒的カリスマを誇ったヴァンパイアロード・千木良美羽がヴァンパイアハンターの手により封印され、王位が空席になっていたからである。主人公・千木良悠斗は美羽の唯一の息子でありながら、同時にニンゲンの血を引くハーフ。ロードの座を継ぐ者だが、美羽の右腕であった伊集院勝治がハーフであることを理由に悠斗の戴冠を妨害。そこで悠斗は千木良家の名誉にかけ、次代の王として周囲に自分の力を認めさせようとする。ヴァンパイアが己の力を示す手段はただひとつ。自らの気に入ったニンゲンの女を‘血と肉の儀式’を経て‘花嫁’とし、眷属に引き入れ‘苑’(ハーレム)を作ること。‘苑’が広大で‘花嫁’たちの質が高いほど、そのヴァンパイアは周囲からの尊敬を受け、また‘花嫁’から魔力を吸収しヴァンパイアとしての力を増すことができるのだ。だが、そこにヴァンパイアハンターの中でも最も旧く強力な家系である伴一族の影が差す。そして伊集院も子飼いのヴァンパイア・緋口凪紗を送り込み、学園を舞台にした戦いは三つ巴の様相を呈していく― もっとみる
Tarte/ 電脳CLUB

PARADIGM SHIFT〜 目醒めの時〜

不思議な発光現象が起こった後、平穏な白峰学園で残忍な殺●事件が起こった。この事件の犯人は、なんと悪魔に憑依され、豹変した学生の仕業だった。その発光現象を目撃した同学園に通う鳳桐雄(主人公)と、幼馴染・松岡美鶴は、その悪魔を浄化する特殊な能力が発現する。戸惑う二人の前に、彼らの先輩である桜庭紫が現れ、「この三人以外の学園に残っていた学生たちは皆、悪魔に憑依されてしまった。我々はその悪魔と戦わなければならない」と告げる。事態を飲み込めない二人だったが、悪魔の脅威は確実に二人に迫っていた…。 もっとみる
BLゲーム

喰蝶花〜ちょうくいのはな〜

アーガイル町の治安を維持する組織に所属するアルシュ・ガルツ(主人公)。あるとき、信頼していた組織の隊長であるヴァルガ・シュナイダーの後任として赴任してきた慈十蘭と引き合わされる。十蘭のその女性のような外見に頼りなさを感じたアルシュは、どうしても納得することが出来ず、ヴァルガの復職を賭けて十蘭に勝負を挑んだ。しかし、想像以上の十蘭の強さに圧倒され、完敗を喫してしまう。その後も、負けん気の強いアルシュは、何かと十蘭に勝負を挑むものの、軽くあしらわれてしまう。そうした日々を過ごしながら、アルシュの中で十蘭は気に入らない存在から‘気になる存在’へとシフトしていく……。 もっとみる
3P・4P

幽冥-カクリヨ-

どこにでもあるような田舎町、羽佐間町。この街の学校に通う長尾修は、友人の綾部美耶、悪友の御厨隆、先輩の高階穂乃香の三人とともに、文芸部、通称、謎部に所属していた。ある日のこと、彼ら文芸部は、下級生、境由真から兄を調べて欲しいと依頼を受ける。そして彼らの前に現れる美しい転校生、緒方葉月を交え、事件は奇怪な方向へと進んでいく。謎めいた旧校舎、学校の裏山の神社跡、学校の周りにたむろする浮浪者。前世からの因縁、古代から報われぬ思い。そしてもう一人の転校生。糸は絡まり、もつれ合う。やがて奇怪な怪物『それ』が、姿を現したとき…。「いずれこの地は、幽冥となる」 もっとみる
FLAT

うたてめぐり

ごく平凡な学力と容姿。人並みの恋をして、人並みの人生を送る取り立てて目立ったところのない普通の少女。『織姫恋花』は、私立宵葉学園に通う学生の一人だった。そんな彼女が、最近転校してきたばかりのクラスメイトに呼び出された。転校生の名は、『リベカ・アルベルト』「化け物が人のふりをし続けて、気は済んだ?」誰もいない放課後の屋上、静寂を切り裂く一発の銃声。鉛の弾丸が織姫恋花の胸を貫き、夕日の照らす屋上に鮮血が舞った。死へと向かう肉体と、薄れゆく意識の中で、かつて失った記憶と共にもう一人の‘彼女’が目を覚ます。夜の学園に銃声が木霊し、月下に白刃が軌跡を描く。二人の戦乙女が奏でる―魂の‘RESONANCE’ もっとみる
CGがいい

Master×Re:master Win10対応版

●あらすじ主人公‘後藤弓’の幼馴染‘美槻七海’は明るくお茶目な美少女なのだが、趣味はなんと「オカルト」。ひと癖もふた癖もある者ばかり集まるオカルト研究会に所属する七海は、会長の‘真行寺冴香’から魔術用具や書物を扱う奇妙な古物屋の話を聞く。早速その店を訪れた七海は、そこで『Grimorium Verum』――ラテン語で『真の魔導書』という名のその書物を手に入れる。その書物に書かれた「悪魔」の存在と契約の方法に興味を持った七海は、その真偽の程を確かめるため弓と一緒に儀式を行う――。『来たれ、闇の子よ。我が前にその呪われし姿を現し、許しを請え。さすれば汝の新たなる福音が、喜びの声と共に記されん』すると闇の中から自らを「メフィストフェレス」と名乗る悪魔が現れ「魂を代償に七海に力を授ける」と契約を持ちかけた。危険を感じた弓は七海を守るため契約を妨害するが、それがもとで七海と弓は二人一組の『契約者』となってしまう。その日を境に、彼らの周囲では奇妙な事件が次々に起こる。銃弾無き銃撃、謎の集団自殺、超限界警備が敷かれた中での爆破テロ――事件の裏側には彼らと同じ『契約者』の存在、そして彼らが悪魔たちに与えられた『啓示(リヴェレイション)』の力が介在していることに気付く。まるで何者かの意思に導かれるかのように出会い、己と己の啓示をぶつけ合う契約者達。世界の終わりが始まる中、彼らはもう元の日常に戻ることは出来ないのか。戦うこと以外に道は無いのか。●作品概要可愛い幼馴染の女の子の「悪魔召喚」に付き合わされた主人公。ちょっとした好奇心で試した儀式でまさかホントに悪魔と契約しちゃうなんて!?しかも、アクシデントにより幼馴染と主人公は二人一組の『契約者』に!?‘Silver Bullet Automatic’が贈る悪魔召還伝奇バトルADVがついにDL販売開始!主人公たちが巻き込まれた壮絶なる異能力バトル!悪魔と契約し特殊能力「啓示(リヴェレイション)」を手にした人物たちが、己が願いを実現するために命をかけて激突する!血で血を洗う凄惨な争いの果てに待ち受ける未来とは?迫力満点のバトルシーンを潜り抜け、真実に辿りつけ! もっとみる
CGがいい

秋空に舞うコンフェティ

「始まりは雨の日の出会い、そして一冊のノート――」樹々が黄や紅に染まる秋。俺――秋津隼人は、一人の少女と出会った。夜長に降り始めた雨の中、傘も差さず佇んでいた少女。少女が落としたものと思われる一冊のノートを手にした時から、俺の平凡な生活は少しずつ変わり始めた。ノートの持ち主を探し、廃部寸前の演劇部へと訪れた俺。その俺が見たのは、個性的な演劇部の面々だった。雨の日に出会った少女、ぐーたら脚本家で、気が抜けると人外の垂れ生物になる先輩・安藤沙夜。真面目で大人しいと思っていたクラスメイトの上城雪は、リボンを付け替えるだけでガラッと性格の変わる超演技派体質。七海姉――佐倉七海部長は、天然ボケとおっとりの度合いがだいぶ激しすぎるお隣さん。そして、学園の屋上で何故か行き倒れていた少女・奏衣。変わった演劇部の面々+1名に囲まれて。気づけば俺は、演劇部再建のために演劇部に入部し ――そして、いきなり主役の片方を任されることになる。地元に伝わる、とある都市伝説を題材とした、オリジナルの演目。沙夜先輩の書くその演目には、確かに俺も興味を惹かれて――慣れない練習に、俺を振り回す声、日々、深まる秋の気配に包まれて、大して気にも止めなかったモノクロの世界が、 緩やかに彩られてゆく。彼女たちとの関わりの中で――秋雨の幕があがる頃、俺は――俺たちは、いったい、どんな景色の中にいるだろうか―― もっとみる
BEST PRICE版

11月のアルカディア Best Price版

本州から遠く離れた南海の孤島・累世島(るいせいとう)。島を囲む美しい海と、歴史ある西洋風の街並みが魅力の観光地だ。街の中心にある学園が創設祭を迎える 10月は、街全体がハロウィンの装いとなり観光客を出迎えてくれる。主人公・有坂拓翔は、創設祭を間近に控えた学園で準備に追われていた。準備といっても祭りの準備ではない。 祭りを守るための、だ。学園には【すべての願いを叶える】 とされる宝石が保管されている。それが一般展示される創設祭の日、宝石の強奪を目論む輩は毎年のように現れる。それでも宝石が 1度も学園の外に出たことがないのは、島民や学生の有志で結成される自警団に守られてきたからなのだ。拓翔は1年の時から 自警団 《11月》 に所属し、今ではその能力を買われ団長を務めていた。獣人化の異能を持つ おっちょこちょいな後輩・ 野々宮楓花。閃きのままに生きる 気さくで明るい同級生・ 三刀屋瀬奈。風を操る異能を持つ 優しくて頼れる先代の団長・ 星崎心音。能力は不明。 天然かつ毒舌な期待の新人・ 羽鳥愛瑠。信頼できる仲間たちと力を合わせ、宝石を守る。 いつもなら、そうだ。だが今年は違う。自警団のリーダーは表の顔。 拓翔は窺っていたのだ―― 宝石を奪うチャンスを。宝石を奪い、死んだ妹を蘇らせる。 そのために3年を費やし準備を重ねてきた。祭りの夜に交錯するそれぞれの願い、それぞれの想い。祭りを終えたその先にきっとある理想郷(アルカディア)を信じ、彼らは、彼女らは、運命の10月31日を迎える―― もっとみる
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Dies irae 〜Acta est Fabula〜【萌えゲーアワード2010 BGM賞金賞受賞】

大地は血を飽食し、空は炎に焦がされる。人は皆、剣を持って滅ぼし尽くし、息ある者は一人たりとも残さない。男を殺せ。女を殺せ。老婆を殺せ。赤子を殺せ。犬を殺し、牛馬を殺し、驢馬を殺し、山羊を殺せ。――大虐殺ホロコーストを。目に映るもの諸々残さず、生贄の祭壇に捧げて火を放て。この永劫に続く既知感ゲットーを。超えるためなら総て焼き尽くしても構わない。1945年、5月1日……ドイツ。陥落するベルリンにあって、ある儀式を行っている者たちがいた。彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた。その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。彼らは終戦後、行方をくらまし、生きているのか死んでいるのか、そもそもそんな者たちが本当に存在したのか、やはり誰も分からないまま、噂だけが広がっていく。聖槍十三騎士団――ナチスドイツの闇が生んだ超人たち。彼らはいずれ戻ってくる。そのとき世界は破滅する。ゆえに、再来を許してはならない――と。そして61年の歳月が流れた。彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。しかし――2006年……日本。諏訪原市の学園に通う藤井蓮は、とある事件を境に親友・遊佐司狼と決裂し、殺し合いじみた喧嘩の果てに二ヶ月間の入院生活を余儀なくされていた。季節は秋から冬に――クリスマスを間近に控えた12月。半身をもがれたような喪失感を覚えつつも、退院した蓮は司狼のいない新たな日常を構築し直そうと思っていた。失ったものは戻らない。ならせめて、今この手にあるものを大切にしたいと思いながら。しかし、それすらも崩れ去る。夜毎見る断頭台の夢。人の首を狩る殺●犯。それを追う黒衣の‘騎士’たち。常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。その異常は二ヶ月前の比ではなく、今まで積み上げてきたすべてのものを粉砕する暴力的なまでの非日常。変わらなければ、生きられない。生き残らないと、戻れない。加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。何も大層なことを望んでいるわけじゃない。正義や大義を振りかざしたいわけでもない。ただ、還りたいだけ。つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。聖槍十三騎士団との戦い。狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。その果てに、蓮はいったい何を見るのか。 もっとみる