庄名泉石

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乙女が彩る恋のエッセンス

主人公・千原 直人(ちはら なおと)は日本有数の財閥・天城(あまぎ)家のお屋敷で働くセカンドシェフ。とある日、雇い主である奥様に呼び出され、名門校に通う一人娘の様子がおかしいので、欠員がでている学園の調理担当者として着任し、さり気なく様子を見てきて欲しいと頼まれる。着任当日。舞城女学園の伝統ある校舎に圧倒されつつも、「女の子に囲まれたこの場所が、俺の新しい職場か……」と期待に胸を膨らませていた直人。そんな彼に、上司・天道 八雲(てんどう やくも)が告げた衝撃の事実は――【八雲】「お前は今日から私の補佐として赴任することになった、朝倉 千弘(あさくら ちひろ)。 女の子だ」【直人】「えっ」バレたら任務を遂行できないどころか、ヘンタイとして通報されかねない状況の中、中性的な容姿と学生兼コックという特殊な肩書で人目を引いてしまう千弘。コックとして、そして伝統ある女学園の学生として、バレずに学園生活を送る事ができるのか!? もっとみる
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Wind −a breath of heart− Re:gratitude

※本作品は本編とファンディスク同梱版となります。<<01>>8月のある日。どこまでも蒼く晴れ渡る夏空の下、丘野真(おかの まこと)とその妹・ひなたは、人影もまばらなローカル線のボックスシートで、互いに向かい合って揺られていた。車窓を流れる景色を見てはしゃぐ妹と、眠さの為適当にその相手をする兄。それはどこにでもありそうな、ある夏休みの光景だった。二人が向かうのは、彼らの生まれ故郷・風音(かずね)市。家の都合から、十数年前に離れたこの街へと再び戻るところだった。生まれ育った街にあるのは、おぼろげな記憶。引越す時に女の子と交わした約束と、一緒に渡したハーモニカ。そんなことをうっすらと思い出しながら、真は妹の声を聞き流し、レールの通過音に誘われるまま、浅い眠りについた。<<02>>それから半年後。故郷の学園に編入した彼らは、お調子者の同級生・橘勤(たちばな つとむ)やその幼馴染み、紫光院霞(しこういん かすみ)と共に、ごく普通に楽しい学園生活を送っていた。ただひとつ、変わった点といえば、彼らを含め、風音市に住む人々は皆、ちょっと不思議な「力」を使えるということ。少し高く飛び上がれたり、そよ風を起こしたりといった、本当に小さなものではあったのだが。編入してすぐに知り合った悪友・勤のお陰もあって、真とひなたには否が応でも友人が増えてゆく。なぜか隣接して建っている隣の学園に通う、藤宮望(ふじみや のぞみ)とわかばの姉妹や、彼女達が仲良くアルバイトをする喫茶店のマスターもそうだった。そんな中、彼らが出会ったのは、一人暮らしで小さな雑貨店を営む女の子・月代彩(つきしろ ひかり)。他人に対してかたくなに心を閉ざし、いつも無感情に振舞う彼女は、どことなくこの風音市という街に似た、不思議な雰囲気を持ち合わせていた。それは彼女の売っている、あまりに奇妙な商品からくる印象なのかもしれなかったが。<<03>>そんなある日のこと。真は忘れ物に気付き、放課後の学園へと足を向けていた。夕陽がオレンジ色に照らす校舎内でふいに彼が耳にする、ハーモニカの音。そのメロディは、記憶のどこかにしまっていた幼き日の母の思い出と、もうひとつの想いを彼に思い起こさせる。ハーモニカの音色に誘われるまま、隣の学園へと向かう彼は、夕暮れの中、ひとりの少女と出会った。「想いは、遠く離れてても届くんだよ。そして想いを無くさない限り、また会えるの。…今、私たちがこうしているようにね」そう言って微笑みながら真の方を振り向いたのは、思い出の中、こちらを見てにっこりと笑っていた少女。かつて離ればなれになった幼馴染み・鳴風みなも(なるかぜ みなも)だった。それぞれの思いを胸に、学園生活を送る真とその友人達。不思議な街を舞台に、彼らの物語が今、そのはじまりを告げようとしている…。 もっとみる
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【全年齢】すぴぱら − Alice the magical conductor. STORY #01 − Spring Has Come !

// [ すぴぱら - Alice the magical conductor. ] についてminoriは、‘‘物語’’をお届けして参りました。その中で‘‘物語’’を、ひとつの「作品」として、より良い形で皆様に贈るべく目指してきたもの――具体的には、グラフィック、音楽、映像、そしてその全てを織り上げる‘‘演出’’。それらについて私共は、近作の『ef - a fairy tale of the two.』、『eden*』にて、ひとつの到達点を迎えた、と自負しております。そして、時は過ぎ、私たちは新たな挑戦を決意しました。それが、minori’s 5th debut about‘‘Wonder’’.『すぴぱら - Alice the magical conductor.』です。本タイトルは、培った演出技術を通し‘‘物語’’を描いてきたminoriが、より高次の表現 / 更にはエンタテインメントの持つ力の高みを目指す為の、新たな挑戦作となります。そして今回の挑戦が具体的に目標とする表現は、誤解を恐れず、ひとことで言うなら‘‘ 躍動感 ’です。これまでの作品で、私共が描いてきた‘‘物語’’。そこには例えるなら、「映画のスクリーンの中で、ストーリーを彩るキャラクター達とその感情の機微を完全に確立する」事に主眼を置いた演出を施す必要がありました。それは‘‘物語を通して、登場人物たちを生かす’’という形でひとつの完成を迎え、またそれを目指してminoriの作品は創られていた、と捉える事ができる。『すぴぱら』の制作を開始した現在、私達はそう考えています。前作の完成後、これまでの創作を改めて見つめ直した際。上記に対する自己再評価と共に、「エンタテインメントとしてのminori作品が、この先に目指すべき場所」を、おぼろげな形ながらも、確かに見出しました。エンタテインメントとは、心を動かすもの。そして、心を動かす、感動する、という結果をもたらすアプローチは、ひとつだけではありません。その中でminoriがこれまで探求してきたのは、前述の「‘‘ 物語 ’’としての世界が、‘‘ 人と心 ’’を動かす」感動を最大限に引き出そうというものでした。そうした方向から創り出した作品でも、最終的に人が感情を動かされるのは、‘‘ 人と心 ’’が織り成す部分に他なりません。それなら「‘‘ 人と心 ’’が、‘‘ 物語 ’’と世界を動かしている」という、ある種、逆のアプローチからのメッセージを、よりストレートに追求 / 表現し、形にできないだろうか。そして、それこそが心を動かす、純粋な塊となり得るのではないか。これが本作『すぴぱら』で、目指すものです。抽象的な表現が多くなってしまいましたが、結局のところ、「人と、その心から沸き起こる、‘‘ 生きている ’’ 感覚(‘‘ 躍動感 ’’)」を純粋な形で表現する、という事に尽きます。そして、その活き活きとした、ともすれば触れられるような躍動感を描き出すことで、瑞々しい感情の発露と、登場人物達が「居る」ために綴られて行く‘‘ 物語 ’’を、お届けできればと考えております。『すぴぱら - Alice the magical conductor.』は言わば、これまで組み立てた創作の方法論を自身で全て解き崩し、その瓦礫の上に築かれる新たな尖塔として、位置づけられた作品です。その塔が完成した暁に頂上から見える景色は、以前に登った頂きの別な側面かもしれませんし、全く新しい地平かもしれません。ただ確かなのは「上を目指し続ければ、その場所で自ずと答えは見えるだろう」という事でしょうか。……ちょっと言いすぎたかもしれません。しかし私たちはいつだってチャレンジャーなんです。自らの屍を越えていくのが生き様なんです。そう、一度きりしか無い人生、前のめりに行きたいじゃないですか!それでは、minori自身の新たな挑戦となる、「純粋な‘‘ 人と心が存在する感動 ’’を内包した、躍動するエンタテインメント」作品の誕生に、どうぞご期待ください。 もっとみる
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乙女が彩る恋のエッセンス 〜笑顔で織りなす未来〜

【咲夜アフター】天城家に正式に就職した直人。2人きりの時間はあまり取れないものの、合間を縫ってイチャイチャする日々。とある日のこと、直人は八雲からの依頼により、‘千弘’として料理教室を受け持つことになる。久しぶりの女装で緊張する直人に、「私も受講生として教室に行くわ」 と声をかける咲夜。優しい恋人に感謝しつつ迎えた開講日、千弘の前に現れたのは――【あかりアフター】欧州での修行より帰国した直人は あかりとの再会を果たし、充実した日々を送っていた。そんな折、あかりがエーデルとして市のダンスイベントに出場することを知る。不安を訴えるあかりに、レッスンへの協力を告げる直人。次第に上達し、自信を持つあかり。しかしイベント参加者に欠員が生じ、急遽直人がその代役として出場しなくてはならなくなる。‘千弘’を演じようとする直人だったが――【乃亜アフター】一緒に欧州へと渡ったふたりは、バカンスの時期を迎え一時帰国をしていた。ランジェリーショップに付き合うため女装をすることになった直人は、無事? 乃亜の下着選びという大役を果たす。下着を買った時にもらったくじで見事一等賞を引き当てる乃亜。商品は、二泊三日のリゾートホテル宿泊券だった。喜ぶふたりだったが、宿泊にはとある条件があった。「だって女性下着と化粧品メーカ協賛のくじですから! 安心して下さい。 どこからどー見ても千弘様は女の子です」【皐月アフター】皐月の卒業式。 直人は皐月たっての希望で再び‘千弘’として学園に赴いていた。イーリスに寄り添うトロイメライの姿に色めき立つ学生たち。その後、卒業の記念に制服姿で記念撮影をするふたりだったが、その写真がきっかけで‘千弘’にモデルとしての仕事が舞い込んできてしまい……!?【芹香アフター】舞城女学園での任期も終わりに近づき、芹香をはじめとする寮生のみんなにサプライズでお見送り会を開いてもらった千弘。その後 恋人や寮生たちの心遣いに感謝しながら、無事に任期を終えた。半年も経った頃、芹香が学生会長になったことを聞かされる直人。学生会の活動に習い事にと、忙しそうな芹香を心配した彼は……。 もっとみる
BEST PRICE版

同じクラスのアイドルさん。Around me is full by a celebrity. 普及版

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━手に取って楽しめるパッケージ版はこちら━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━大人気アイドル――三嶋アカリ司馬健太郎(しばけんたろう)の幼馴染みでもあった三嶋朱莉(みしまあかり)は数年前に転校してしまい、今となっては別世界の存在となってしまった。ある日突然、父の転勤が決まったのだが、転校を嫌いついていくことを拒否した健太郎に両親は、昭和を代表する銀幕スターで現役で活躍する俳優の祖父と一緒に暮らすことを条件に受け入れる。豪華な屋敷とも言える祖父の家を訪ねると、そこには朱莉の姿があり、数年ぶりの再会を果たす。彼女は健太郎の通う「五子学園」に新設された「芸能科」に転入を予定しており、理事兼講師となった祖父の家を改築した学生寮に住むことになったと知る。ひとまず事情を把握した健太郎に祖父が驚きの言葉を告げる。『おまえも、芸能科へ転科させるから』突然の環境の変化に戸惑いながらも、健太郎はやがて売り出し中の歌手――小鳥遊詠(たかなしえい)と出会い、さらにもうひとりの幼馴染み――悠木和心(ゆうきわこ)も芸能科に転科してくる。お互いに協力や衝突を重ねながら、問題を解決したり課題をこなしたり、ときには3人がユニットを組んで、ステージでお披露目したりと大忙し。彼女たちと共に過ごしていく健太郎には、果たしてどんな未来が待ち受けているのか――? もっとみる
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12の月のイヴ

誰もが、様々な想いを抱えながらも、「慌しく過ごさなくてはならない」と急かされるような、ある年の瀬。都会からほど近いニュータウン・恵美市(めぐみし)でも、そうした風景が幅をきかせていた。【クリスマスイヴ】という名で知られる、その日。ごく平凡な青年・直人(なおと)は所用の道すがら、不思議な少女と出会う。出会った記憶のない、その少女を何故か「知人」と意識した時、彼らの物語は幕を開ける―。―ある者は、楽しく過ごす【時間】を守るため。―また、ある者は、無自覚に【何か】を手に入れようとして。―そして、ある者は、大切な【目的】を果たすために。それぞれの運命が、物語を織り成してゆく。 もっとみる
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夏空のペルセウス

7月のある日。山道を走るバスの車中。遠野 森羅(とおの しんら)とその妹・遠野 恋(とおの れん)は、不機嫌に言葉を交わしていた。「また、余計な首を突っ込んだりしないでよね」「あぁ」兄妹は、他人の「痛み」を自分に移すという力を持っていた。幼少の頃に身寄りをなくし、その力ゆえに他人に利用され続けてきた兄妹。彼らは、親戚の家を転々とするものの、どこにいても力のことを周囲に知られてしまい、結局、居場所を失い続けていた。「今度こそ気をつけてよ」という妹の剣呑な言葉に、「わかっている」と生返事をする森羅。「もう、聞いてるの?」「痛み」を癒すことも出来ず、自分に移すだけの役立たずの力。しかし、その力にはなにか意味があるはずだと森羅は考えていた。バスを乗り継いで着いた場所は、遠縁の親戚が暮らす・天領村(てんりょうむら)。三方を山に囲まれ、ひまわりの咲き誇る山村だった。初めて顔を合わせる遠縁の少女・皆川 翠(みなかわ すい)に出迎えられ、翌日から通うことになる学園に案内される。過疎化の進んでいる村では、複数の学年が1つのクラスで授業を受けることになるらしい。読者家の少女・菱田 あやめ(ひしだ あやめ)や、天使のような微笑みを浮かべる沢渡 透香(さわたり とうか)との出会い。村の相談役である翠の父親の薦めで、遠野兄妹は村の神社の社務所で暮らすことになる。管理する人間がしばらくいなかったこともあり、若い労働力を期待されてのこと―同時に、部外者を遠ざけ観察するための処置だったのだろう。だが、人と接触すると「痛み」を移されてしまう兄妹には、逆に都合のよいことだった。風鈴、向日葵畑、望楼のある高台。夏の山村に流れる穏やかな時間。そんな中、机を並べる少女たちが、それぞれ「痛み」を抱えていることを知る。遠縁の少女・翠は、足に怪我を。読書家の少女・あやめは、交通事故による両親の死という心の傷を。実の妹である恋は、他者への不信、兄である森羅への依存を抱えていた。とりわけ、天使のような微笑みを浮かべる透香という少女は、森羅にとって異質な存在だった。触れるだけで猛烈な「痛み」が走り、ドス黒い何かが流れ込む。それぞれの「痛み」を胸に。愛と犠牲が紡ぐ絆の物語が、そのはじまりを告げる―。
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□■ご注意ください■□本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。DMM GAME PLAYERとは※「DMM GAME PLAYER」のダウンロード・インストールは無料で行えます。━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…その日、眩い光が流れた――ごく平凡な生活を送っていた少年、折見公輝が見た一筋の光。それは、新たな世界への招待状だった。光の洪水に飲み込まれた後、目を覚ました彼が目にしたのは【見知らぬ大地】と【空に浮かぶ学院】そう、そこは公輝がそれまで暮らしていた【普通の世界】ではなく、魔力が人の序列を決める【魔法の世界】だったのだ。憧れの少女とよく似たアキナ=ランドールとの出会いを経て、強い魔力を持つエリートたちが集う学院に、小間使いとして拾われることになる公輝。魔力がすべての序列を決める世界で、まったく魔法を使えない公輝には、光明の見えない生活が続くかと思われた。しかし、公輝の拾われた学園には、高めた魔法の力を競い合うためのひとつの花形競技が存在した。総合魔法競技――【レイヴ】それが、公輝と少女たちの絆となる、運命の競技の名前である。 もっとみる